7月13日(金)にさいたま市桜区にある地域包括支援センター【ザイタック】より
2名のスタッフをお招きして【第二回認知症サポーター養成講座】を実施しました。
当院には重度認知用デイケア「すずらん」が併設しており、
すずらんにある運動器具を使用させてもらったり、毎月開店しているすずらんカフェなどを
通して、日頃から認知症の方と関わり・交流を図っています。
しかしながら具体的に認知症がどのような症状があり、どんな悩みを持っているのか、
また関わりを持つうえで気を付けた方が良い点があるのか等、
実際詳しくは知らないという方が多くいらっしゃいました。
今回の講座では「認知症とは?」というところから「関わりをもつうえで大切なこと」など
詳しく説明していただきました。
参加した方々からは、
「少しの声掛けやフォローで違ってくることを改めて感じました」
「否定的に考えるのではなく、温かく見守る気持ちが大事」
「サポーターがどのようなものなのか、自分に何ができるのかを考えられた」
という感想が得られました。
なかでも一番多くあったのが、
「後ろから声をかけるのではなく、正面から優しく声をかけることが大切」という感想でした。
家族や親せきなど身近に認知症の方がいる方、
自分自身が物忘れが増え、認知症になるのではないかと不安になっている方、
自分の置かれている状況・環境によってなんとなく知っていた認知症という言葉が、
それぞれ身近に感じられ、今後の生活に生かしていけるようなものになったのではないか
と感じています。
最後に、
お忙しい中、こちらの講座依頼を快諾してくださったザイタックの方々、
本当にありがとうございました。